2023年01月17日
異次元の少子化対策
少子化対策は社会の構造を変える覚悟で
の見出し記事(日経新聞1/16朝刊)を読む。
出生数が急減するなか、正面から取り組む意欲を示したことは評価したい。
ただ、実効性を伴う施策とするには、家族を持つことを難しくしている
社会の構造的な問題にまで踏み込む必要がある。
共働きが増えるなか、仕事と子育てが両立しにくい現状も変えねばならない。
保育所の待機児童問題は都市部を中心に今もなくなっておらず、
旧態依然とした長時間労働などの慣行も残る。
少子化対策は1990年代から何度も政府の重要課題となり、
多くの計画や法律ができた。
だが古い働き方や暮らしの見直しは一向に進んでいない。この間、
親となる若い世代の数はさらに減り、人口減の傾向が加速している。
そもそも財源がなければ、支援拡充は絵に描いた餅だ。
高齢者に偏る社会保障を見直し、効率化したうえで、
負担をどう分かち合うか。国民的議論が不可欠だ。
国の調査では若い未婚女性の3人に1人が、
自らが実際に歩みそうな人生を「結婚せずに就業」と答えた。
多くの若者が家族を持つ将来像を描けていない。
異次元というからには、首相は強い指導力と、相応の覚悟を示してほしい。
ルシエンテのHPはこちら
↓ ↓
http://luciente.jpn.com
の見出し記事(日経新聞1/16朝刊)を読む。
出生数が急減するなか、正面から取り組む意欲を示したことは評価したい。
ただ、実効性を伴う施策とするには、家族を持つことを難しくしている
社会の構造的な問題にまで踏み込む必要がある。
共働きが増えるなか、仕事と子育てが両立しにくい現状も変えねばならない。
保育所の待機児童問題は都市部を中心に今もなくなっておらず、
旧態依然とした長時間労働などの慣行も残る。
少子化対策は1990年代から何度も政府の重要課題となり、
多くの計画や法律ができた。
だが古い働き方や暮らしの見直しは一向に進んでいない。この間、
親となる若い世代の数はさらに減り、人口減の傾向が加速している。
そもそも財源がなければ、支援拡充は絵に描いた餅だ。
高齢者に偏る社会保障を見直し、効率化したうえで、
負担をどう分かち合うか。国民的議論が不可欠だ。
国の調査では若い未婚女性の3人に1人が、
自らが実際に歩みそうな人生を「結婚せずに就業」と答えた。
多くの若者が家族を持つ将来像を描けていない。
異次元というからには、首相は強い指導力と、相応の覚悟を示してほしい。
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Posted by あーる.sis at 10:21│Comments(0)
│育児支援
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